プロフェッショナルカムコーダー

FX3(ILME-FX3A)
プロフェッショナルカムコーダー

FX3(ILME-FX3A)

FX3(ILME-FX3A)
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新しい映像表現を追求する映像クリエイターの志向に寄り添うCinema Lineシリーズ

裏面照射型の35mmフルサイズCMOSセンサーと、最新の画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)を搭載。裏面照射型構造のセンサーに合わせて、伝送速度が速いCu(銅)配線を採用し、包含するAD変換処理の高速化により、センサーからの高速データ読み出しを実現。最大4:2:2 10bitの4K(QFHD)120p動画記録(*1)や、ローリングシャッター歪みの低減に寄与しています。さらに、忠実な色再現性の向上のため、センサーに最新のカラーフィルターを採用。入射光量に合わせて出力される信号のレベルをセンサー内部で最適化することで、すべての感度領域において高感度・低ノイズ性能を実現しました。低感度側80から102400(拡張時80-409600)の常用ISO感度に加えて、15+ストップ(*2)のワイドラチチュードを達成しています。

*1 QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます *2 S-Log3動画撮影時。ソニー内部測定

シネマの映像表現

FX9およびFX6で好評な、肌の色を美しく見せるスキントーンを中心としたルック「S-Cinetone(TM)」を搭載。シネマのようなルックを手軽に再現でき、制作者のさらなるクリエイティブな表現要求に応えます。最高120fps(4K)(*1)のハイフレームレート動画記録にも対応しており、動きのあるスポーツシーンなどを印象的に記録できます。さらに、階調特性を重視したS-Log3を搭載し、上位モデルとの親和性も高めています。また、S-Log3設定時は15+ストップ(*2)という再現域を確保しました。4:2:2 10bit記録のHLG(Hybrid Log-Gamma)にも対応し、撮影した映像をHDR(HLG)対応テレビでHDMI接続し再生することで、カラーグレーディングをせずに黒つぶれと白とびを抑えた、肉眼に近いリアリティーのある映像が楽しめます。10bitの細やかな階調再現性により、従来よりもさらに豊かで高精細な映像表示を実現します。

※ ILME-FX3にて撮影
※ ILME-FX3にて撮影

*1 QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます *2 S-Log3動画撮影時。ソニー内部測定

動画撮影を変える高いフォーカス性能

FX3には、像面位相差AFを搭載。動画時627点(静止画時759点)の像面位相差検出AFポイントは画面の約89%をカバーし、被写体を捉え続けます。もちろん、リアルタイムトラッキングやリアルタイム瞳AFも搭載。細やかなAFトランジション速度、AF乗り移り感度や、液晶パネル上で狙った被写体をタッチしフォーカスを自動追尾させるタッチトラッキング、マニュアルフォーカス中のAFサポートにも対応しています。さまざまな撮影条件下で、安定したAF性能と多彩なフォーカスワークを提供します。

※ ILME-FX3にて撮影
※ ILME-FX3にて撮影

ワンオペレーションをサポートする機動力

コンパクトな筐体のFX3は手持ち撮影ではもちろん、ジンバルやドローンを装着した撮影の際も高い親和性、機動性を発揮します。また、カメラ本体のグリップは、手持ち動画撮影のための使い勝手を追求し設計しました。安定したホールドに配慮した形状は長時間の撮影でも疲れにくく、多様な装着レンズによる重心バランスの変化にも対応。加えて、同梱のXLRハンドルユニットは、被写体や撮影意図に合わせてよりフレキシブルな撮影スタイルを実現します。さらに、ボディに直接アクセサリーを装着できる取り付け用ネジ穴(*)を、ボディに5カ所・付属のXLRハンドルユニットに3カ所備えており、アクセサリーシューキットを介して外部モニター・レコーダー、外部バッテリー、ビデオライト、エクステンショングリップ、ワイヤレスマイク受信機などの安定した装着ができます。

※ 画像はイメージです
※ 画像はイメージです

* アクセサリー用ネジ穴(1/4-20 UNC)はカメラ本体に5カ所、XLRハンドルユニットに3カ所装備。アクセサリー用ネジ穴に周辺機器を取り付けるときは、ネジの長さが5.5mm未満のものを使ってください

プロに応える操作性&信頼性

ミラーレスタイプの小型デザインと機動性を維持しながらも、動画撮影機としての妥協のない操作性を提供します。グリップ側および上面に使用頻度の高い操作部材を集約。左手でしっかりレンズをホールドしたまま、さまざまな操作ができます。また、RECボタンをはじめ上面の各ボタンはストロークが深く、しっかりと確実な操作ができます。

※ 画像はイメージです
※ 画像はイメージです

ソニーの誇るイメージセンサー技術を結集した裏面照射型フルサイズCMOSセンサーと最新の画像処理エンジンがもたらす圧倒的な撮影性能

裏面照射型の35mmフルサイズCMOSセンサーと、最新の画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)を搭載。裏面照射型構造のセンサーに合わせて、伝送速度が速いCu(銅)配線を採用し、包含するAD変換処理の高速化により、センサーからの高速データ読み出しを実現。最大4:2:2 10bitの4K(QFHD)120p動画記録(*1)や、ローリングシャッター歪みの低減に寄与しています。さらに、忠実な色再現性の向上のため、センサーに最新のカラーフィルターを採用。入射光量に合わせて出力される信号のレベルをセンサー内部で最適化することで、すべての感度領域において高感度・低ノイズ性能を実現しました。低感度側80から102400(拡張時80-409600)の常用ISO感度に加えて、15+ストップ(*2)のワイドラチチュードを達成しています。

*1 QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます *2 S-Log3動画撮影時。ソニー内部測定

シネマのようなルックを手軽に再現できるS-Cinetone

FX3では、FX9およびFX6で好評な、肌の色を美しく見せるスキントーンを中心としたルック「S-Cinetone」を搭載。CineAltaカメラ VENICEの開発を通じて得られた知見を基に作られ、人の肌の色再現性をアップ。色あいはよりソフトに、ハイライトの描写は被写体を美しく際立たせる自然なトーンです。シネマのようなルックを手軽に再現でき、制作者のさらなるクリエイティブな表現要求に応えます。

最高120fps(4K)(*1)のハイフレームレート動画記録

4K QFHD解像度による最大120pのハイフレームレート動画のカメラ内記録に対応。4K解像度で最大5倍のなめらかなスローモーション(*2)で、印象的な映像表現ができます。4:2:2 10bitのサンプリングに対応しているほか、圧縮形式はフレーム間の差分情報を用いて圧縮を行うLong GOP、およびフレーム単位で圧縮し高画質記録を行うIntra(All-I)方式も選択できます。また、記録した映像をそのままスローモーションやクイックモーションでの再生が可能なS&Qモード(*3)であれば、XAVC S-I記録で60p記録設定時、最大ビットレート600Mbps(4:2:2 10bit、H.264、All-I)(*4)の高画質記録もできます。フルHD解像度時は240fps(*5)で、最大10倍のスロー表現も実現(24p記録)。動きのあるスポーツシーンなどを印象的に記録でき、AFにも対応しています。なお、S&Qモードはカスタムボタンへの割り当てが可能です。

※ ILME-FX3にて撮影
※ ILME-FX3にて撮影

*1 QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます *2 ポストプロダクションによる編集、S&Qモードによる撮影が必要です *3 S&Qモード時、音声は記録できません *4 XAVC S-I記録でフレームレート120fps以上の設定時はCFexpress Type Aメモリーカードが必要です *5 センサー読み出し有効画素数は1420×804

高い動画撮影性能を実現

植物の緑や人物の肌など個々に最適な色再現性や質感表現と、撮影光源によらない色の安定化に加え、ポートレートの肌色再現やハイライトの粘り(ロールオフ)など、階調再現性を高めています。もちろん高感度時のノイズを抑制し、解像感の高いクリアな映像も実現。「可視光+IRセンサー」を活用し、通常は難しい蛍光灯やLEDなどの人工光源下でも、より正確なホワイトバランスが得られます。また、CMOSセンサーの高速読み出しと新画像処理エンジンで、動体歪み(ローリングシャッター)も大幅に抑制しています。

上位モデルとの親和性を高めたS-Logに対応

FX3は、シャドウからミッドトーン(18%グレー)にかけての階調特性を重視した、S-Log3を搭載。S-Log3設定時は、15+ストップ(*)という再現域を確保しています。色域はS-Gamut3、S-Gamut3.Cineに対応し、VENICEやFX9、FX6などのCinema Lineカメラと合わせた撮影、編集がさらに容易になりました。

左:カラーグレーディングされた映像 右:S-Gamut3.Cine/S-Log3 ※ ILME-FX3にて撮影
左:カラーグレーディングされた映像 右:S-Gamut3.Cine/S-Log3 ※ ILME-FX3にて撮影

* ソニー内部測定

クリエイターのワークフローに合わせた新Log撮影モード

FX3では、ポストプロダクション処理を前提としたS-Log3ガンマカーブ用の撮影モードとして、Cinema Lineカメラで共通したワークフローが実現できる「Cine EI」、選択したExposure Index(EI)に連動してカメラが自動的にBase ISOを切り換える「Cine EI Quick」、露出設定の自由度を提供する「Flexible ISO」の3つのモードから選択できます。すべてのモードで、好みのLUTをカメラモニター映像に表示することができるので、ポストプロダクション後の仕上がりイメージを確認しながら撮影することができます。LUTは、s709や709(800%)に加えて、最大16個までユーザーLUT(.cube)をメモリーカードを使ってカメラにインポートすることが可能です。

新Log撮影モードで選べる3つの撮影モード

Cine EI:撮影シーンの照明条件に応じてISOを固定した撮影モードで、Base ISOとして標準の基準感度ISO800と、暗所環境用の高感度ISO12800の2つから選択することができます。撮影時はEIを調整することで15+ストップ(*)のダイナミックレンジを確保することができ、より幅広い光量環境のもとで白トビや黒ツブレをおさえた映像を収録をすることができます。 Cine EI Quick:選択したEIに連動してカメラが自動的にBase ISO(800もしくは12800)を切り換えます。Cine EI同様にイメージセンサーの持つ15+ストップ(*)のダイナミックレンジを確保しながら映像を収録することが可能です。 Flexible ISO:ISO感度を調整しながら撮影するモードで、ISO感度をAUTOもしくは低感度側640から102400(拡張ISO感度域160から409600)を選択できます。

* S-Log3動画撮影時。ソニー内部測定

LUTのカスタムアサインが可能となった進化したピクチャープロファイル機能(PP LUT)

カメラにインポートしたユーザーLUT(.cube)は、ピクチャープロファイル(PP LUT 1-4)としても使用できます。Log撮影以外の撮影モードにおいても、好みのユーザーLUT(.cube)を使用した画づくりができるだけでなく、カメラ内で映像としてそのまま記録されるため編集時の色調整を簡略化することができます。

4:2:2 10bit記録のHLG(Hybrid Log-Gamma)にも対応

HDR対応のピクチャープロファイルとして、広色域のBT.2020カラースペースに対応するHLG(Hybrid Log-Gamma)を搭載しました。撮影した映像をHDR(HLG)対応テレビでHDMI接続し再生することで、カラーグレーディングをせずに、黒つぶれと白とびを抑えた肉眼に近いリアリティーのある映像が楽しめます。10bitの細やかな階調再現性により、従来よりもさらに豊かで高精細な映像表示ができます。また、ガンマは4種類のプリセットからの選択に対応。[HLG]はITU-R BT.2100相当、[HLG1]、[HLG2]、[HLG3]はより広いダイナミックレンジを実現するガンマ設定です。ダイナミックレンジとノイズのバランスがそれぞれ異なり、シーンに合わせた使い分けができます。

※ ILME-FX3にて撮影
※ ILME-FX3にて撮影

カメラ単体で思い通りの表現ができるクリエイティブルック

撮影する映像を思い通りの雰囲気に仕上げることができるクリエイティブルックを搭載。全10種類がカメラ内にプリセットされており、ユーザーの好みに合わせた画づくりを選べるほか、選択したモードをベースにさらに独自の画づくりを楽しむこともできます。コントラストがありながら落ち着いた発色と印象的な色味の[FL]や、マットで柔らかな質感の[IN]など、色あい、色の濃さ、明るさ、コントラスト、シャープさなど、多くの要素を組み合わせた多彩なモードを搭載。細やかな調整を行う場合には、画面を見ながら(*)コントラスト、彩度、シャドウなど最大8項目による画像の微調整ができます。また、自分好みの設定をカスタムルックとして登録することもできます。

* シャープネスレンジおよび明瞭度を除く

被写体をすばやく捉え、粘り強く追随するAF

像面位相差検出AFとコントラストAFを併用したAFシステム(ファストハイブリッドAF)を搭載。4K 120p(*)記録を含む全動画記録モードで、浅い被写界深度でも動きの速い被写体に高精度かつなめらかに、ワイドなエリアでフォーカスを合わせ続けます。フォーカスエリア内の被写体の手前に何かが横切ったときや、絞りこんでの撮影でもスムーズでふらつきのないピント合わせができます。

※ ILME-FX3にて撮影
※ ILME-FX3にて撮影

* QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます

カメラまかせのフォーカスワークができるきめ細かいAF設定

FX9、FX6でプロからの評価も高く、きめ細かい設定が可能な「AFトランジション速度」と「AF乗り移り感度」を搭載。AFトランジション速度は、視聴者の視点を自然に操るラックフォーカスのような演出の際に有効で、「7段階」で速度調整ができます。AF乗り移り感度は、対象の被写体を瞬時に切り換えることに加え、粘り強く追随する感度調整を「5段階」で設定できます。どちらもあらかじめカスタムキーに割り当てておくことで、録画中にも瞬時に設定を切り換えることができます。

マニュアルフォーカス中のフォーカスワークもサポート

マニュアルフォーカス(MF)での記録中にも、目的に応じたAF動作でフォーカスワークをサポートします。シャッターボタンの半押しで、クイックに被写体を捉えます。また、タッチフォーカス操作によるAFと、カスタムキーによるリアルタイム瞳AFは、あらかじめ設定した「AFトランジション速度」に応じたピント送りができます。あらかじめ設定したカスタムボタン操作(デフォルトはカスタム[5]ボタン)または撮影画面をダブルタップすれば、表示が拡大されピント確認に便利です。

オートフォーカス中にフォーカスリングでマニュアルフォーカス操作が可能(*)

オートフォーカス(AF)での記録中でも瞬時にマニュアル操作を行うことができ、状況に応じて被写体をすばやく選ぶことができます。FX3では、AF Assistをオンにすることで、FX9やFX6と同様にオートフォーカス中にフォーカスリングによるマニュアル操作ができます。さらに、FX3では顔選択アルゴリズムを最適化することで、リアルタイム瞳AF/顔検出AF時には、オートフォーカス中もフォーカスリングを使って複数の人物の中から直感的に特定の人物にフォーカスを合わせることができます。フォーカスリング操作を止めると、フォーカスリングで合わせた被写体に粘り強くフォーカス追随します。

* E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS、E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE、その他Aマウントレンズ装着時は使用不可

タッチ操作で直感的な被写体選択

液晶パネル上で狙った被写体をタッチし、フォーカスを自動追尾させるタッチトラッキングにも対応。画像処理エンジンBIONZ XRおよびAI(*)を活用したアルゴリズムで、被写体の色、模様(輝度)、距離(奥行)、顔および瞳情報を分析し被写体を追い続けます。ジンバル撮影時やワンオペレーション撮影時などのフォーカス作業の負荷が軽減され、構図により集中できます。マニュアルフォーカス中もタッチ操作で一時的にフォーカス動作ができます。Creators’ Appからリモートで、AF中のタッチトラッキングとMF中のタッチフォーカスができます(AF中のタッチフォーカスは不可)。

* 機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用しています

4K 120p(*)を含むすべての動画記録モードで使用できるリアルタイム瞳AF

リアルタイム処理に優れた画像処理エンジンBIONZ XRで、より角度のある横顔や下向き、上向きの顔でも高精度かつ自動的に瞳にピントを合わせ続けるため、撮影者は構図に集中できます。もちろん、4K 120p(*)を含むすべての動画記録モードで使用できます。タッチトラッキングとの併用にも対応しており、画面内の任意の場所にいる人物をリアルタイムトラッキングで追随開始し、瞳を認識すればリアルタイム瞳AFでの追随ができます。動画撮影中、「AF時の顔/瞳優先」が「入」の時に自動的に瞳を追随。「顔/瞳枠表示」を「入」にすると、追随している瞳に白色の瞳枠が表示され、瞳の左右選択にも対応しています。

※ ILME-FX3にて撮影
※ ILME-FX3にて撮影

* QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます ※ デフォルト設定(「顔/瞳枠表示」が「切」)では、瞳を追随していても白枠は非表示です

フォーカシング中の画角変動を抑える「ブリージング補正」(*)

動画撮影中にピント位置が前後に移動すると発生しがちな画角変動(フォーカスブリージング現象)を最小化する「ブリージング補正」(*)機能を搭載。ソニー独自の全画素超解像技術を活用して、フォーカシング中でも画角が一定になるよう自動調整することで、より画角の安定した動画を収録可能です。また、手ブレ補正アクティブモードとの併用も可能で、手ブレ補正時のブリージングを最小化し安定した高品位な映像制作を強力にサポートします。

小型・軽量で機動力を追求した筐体

幅129.7mm×高さ77.8mm×奥行84.5mm(突起部除く)の本体寸法、約715g(バッテリーとメモリーカードを含む)のフラットトップが特長的な一眼カメラスタイルのコンパクトな筐体は、手持ち撮影だけでなく、ジンバルやドローンを装着した撮影との高い親和性、機動性を発揮します。また、Cinema Lineシリーズを象徴する、品位あるグレー色の外装はマグネシウム合金を採用しており、堅牢性にも優れています。カメラ本体のグリップは、手持ち動画撮影のための使い勝手を追求し、プロのクリエイターへのヒアリングを基に設計しました。長時間の撮影でも疲れにくく、安定したホールドに配慮した形状は多様な装着レンズによる重心バランスの変化にも対応。加えて、同梱のXLRハンドルユニットは、被写体や撮影意図に合わせてよりフレキシブルな撮影スタイルを実現します。特殊なツールが不要で、セットアップも迅速に行えます。

フレキシブルなハンドヘルド撮影を実現するXLRハンドルユニットを同梱

XLR端子を2基備えたデジタルオーディオインターフェース対応XLRアダプター(*1)を搭載するXLRハンドルユニットを同梱。別売りのXLRマイクとの組み合わせで、音声をデジタル信号のままダイレクトにカメラに伝送し、劣化のない高音質録音を実現します。本体側の設定により、デジタル4CHや24bitでの音声収録もサポート。ハンドル一体型、ケーブルフリー・バッテリーフリー仕様のため、撮影時の自由度やノイズ低減に寄与するだけでなく、設営・撤収時の負担も軽減します。また、トップハンドル側にスイッチを備えることで、XLRアダプター部の電源On/Offも片手ですばやく行えます。さらに、アクセサリー用ネジ穴を3ヵ所(*2)備えており、アクセサリーシューキットを介して外部モニター・レコーダー・外部バッテリー、ビデオライト、エクステンショングリップ、ワイヤレスマイク受信機などの安定した装着ができます。

*1 XLRアダプターはハンドルユニットと一体型で取り外しできません。マイクは同梱されていません *2 アクセサリー用ネジ穴(1/4-20 UNC)はカメラ本体に5カ所、XLRハンドルユニットに3カ所装備。アクセサリー用ネジ穴に周辺機器を取り付けるときは、ネジの長さが5.5mm未満のものを使ってください

ケージ不要で周辺機器を直接ボディに装着できる

機動性を追求したFX3の大きな特長が、ケージを必要としないデザインです。ボディに直接アクセサリーを装着できる取り付け用ネジ穴(*)が5カ所あり、さまざまなアクセサリーを安定して装着できるだけでなく、ケージが不要になることでシステム全体の軽量かつコンパクト化を実現。手持ち撮影もしやすく、時間制約のある撮影セットアップや撤収時の時短、飛行機などを含む移動時の携行性も向上します。また、付属のXLRハンドルユニットにもアクセサリー用ネジ穴(*)3カ所(上面2、後ろ端1)を備えており、アクセサリーシューキットを介して外部モニター・レコーダー、外部バッテリー、ビデオライト、エクステンショングリップ、ワイヤレスマイク受信機などの安定した装着ができます。

* アクセサリー用ネジ穴(1/4-20 UNC)はカメラ本体に5カ所、XLRハンドルユニットに3カ所装備。アクセサリー用ネジ穴に周辺機器を取り付けるときは、ネジの長さが5.5mm未満のものを使ってください

手持ち撮影を強力にサポートする高性能手ブレ補正アクティブモード(*1)

手持ち撮影に特に有効な、光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能を搭載。カメラに内蔵した高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサー、最適化されたアルゴリズムで、手ブレ補正効果を向上させる「アクティブモード」(*1)に対応しました。画像処理エンジンBIONZ XRが、手ブレ量を高精度に検出し光学的に補正することで、4Kを含む各フォーマット(*2)で高い補正効果を得られ、機動性を損ないません。また、手ブレ補正非搭載のEマウントレンズはもちろん、Aマウントレンズなどマウントアダプターを介して装着可能なさまざまなレンズで使用できます。メニューで切/スタンダード/アクティブから選択でき、撮影シーンによって使い分けられます。

※ 画像はイメージです
※ 画像はイメージです

*1 アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。焦点距離が200mm以上の場合はスタンダードに設定することをおすすめします *2 撮像フレームレートが120fps以上では使用できません(S&Qモード含む)

プロの動画撮影に配慮した多彩なボタンとダイヤル配置

ミラーレスタイプの小型デザインと機動性を維持しながらも、業務用機器としての妥協のない操作性を提供します。グリップ側および上面に使用頻度の高い操作部材を集約。左手でしっかりレンズをホールドしたまま、さまざまな操作ができます。また、RECボタンをはじめ上面の各ボタンはストロークが深く、しっかりと確実な操作ができます。

*1 USB充電、給電にはUSB Type-C(R)端子のみ対応。USB給電を行うには、バッテリーを本機に挿入してください。アダプターや本体動作によってはカメラ内のバッテリーが消費することがあります *2 5GHz帯域に対応した機器の使用はお使いいただく国により制約があります

表現意図に合わせたさまざまなズーム操作を実現

グリップ上部に配置したズームレバーにより、対応する電動ズームレンズのズーム操作ができます。また、画質劣化の少ない画像処理による全画素超解像ズームは単焦点レンズでも使えるため、少ない撮影機材でも画角にバリエーションを加えることができます。カスタムキーへの割り当てや、撮影待機中や撮影中など状況に合わせたズーム速度のカスタマイズにも対応しています。

※ 画像はイメージです
※ 画像はイメージです

多彩なズーム機能

ズームは光学ズーム、全画素超解像ズーム、デジタルズームから選択でき、ズームレバーには広角/望遠側それぞれに操作角度に合わせた2段階のポジションを用意。1-8段階の速度を任意に設定することができ、スローズームによる表現も簡単に実現できます。また、撮影待機中と撮影中も、それぞれ別の速度に設定できます。さらに、カスタムで任意のボタンにズーム操作の割り当てと、ズームレバーとは別途速度の設定ができます。対応の電動ズームレンズについては、ズームリングの回転方向に対して広角/望遠の設定ができます。もちろんCreators' Appや別売りのリモコンからのズーミング操作にも対応。ズームスピードの可変/固定設定や、リモート時のズーム速度も別途設定でき、マニュアルズーム操作では難しいエモーショナルなスローズームをスムーズに実現できます。

タリーランプと動画記録中の強調表示

タリーランプをカメラ前面(上面)、背面に1つずつ配置。カメラ上面のRECボタンも、LED自照式で背面ランプと連動します。加えて、動画記録中は強調表示としてモニター画面にも赤枠を表示する(「動画記録中の強調表示」)ことで、リグやジンバルを装着して画面が見づらい場合でも、記録中かどうかすぐに見分けることができます。用途に合わせた点灯/消灯の設定にも対応しています。

※ 画像はイメージです
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撮影の自由度を高めるバリアングル液晶モニター

バリアングルタイプの横開き背面モニターを搭載。横方向に176度、上方向180度、下方向90度と、自在に可動する調整可能なバリアングル機構で、手持ち撮影、ジンバル撮影や自分撮り、地面すれすれのローポジションでの迫力ある撮影など、状況に応じた自由なポジションやアングルでのフレーミングができます。また、HDMI接続時もケーブルが干渉せずに角度調整ができます。さらに、3.0型、約236万ドットの大型タッチパネル液晶は、屋外撮影時の視認性に配慮し、屋外晴天モードや手動設定に対応。タッチトラッキングやタッチフォーカスに加え、新たにメニューやファンクションメニューのタッチ操作も実現しました。

※ 画像はイメージです
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タッチ対応の新メニュー構成やタッチでの操作性向上

MENUおよびファンクションメニューのタッチ操作においては、アイコン表示のMENUタブを液晶パネル左側に配置。選択したタブに含まれるグループ、設定項目が右側に一覧表示されるため、目的の設定をタッチ操作で選び、設定画面にダイレクトに入ることもできます。さらに、リストのページ送りもタッチ操作で行えるなど、レスポンスよくクイックなメニュー操作ができます。また、メニュー操作以外にも、再生時の画像送り、再生・一時停止や、Fnメニューのカスタマイズについてもタッチでの操作ができます。タッチ感度の設定は、撮影状況に応じて[敏感]または[標準]から選択できます。

直感的な設定変更を実現したユーザーインターフェース

FX3では、ユーザーインターフェースをより動画撮影に最適化し、フレームレートやシャッタースピードを始め、撮影に必要な項目にクイックにアクセスすることができます。本体のMENUボタンを押すことで「メインメニュー」(撮影設定一覧)が表示され、設定値の事前確認や変更が可能です。メインメニューは動画、静止画それぞれに最適化されています。また、撮影待機中の画面では、カメラモニター上を上方向にスワイプアップするだけでファンクション(Fn)メニューを表示することができます。撮影映像とオーバーラップする情報やアイコン表示はレイアウトを変更し、必要な撮影情報を画枠の上下(黒帯部)に表示することができるので、構図やフレーミングに集中することができます。

フレキシブル露出設定モード

絞り値(IRIS)、シャッタースピードおよびISOのオート/マニュアルを個別に設定できる[フレキシブル露出モード]を搭載。撮影画面でそれぞれのカスタムキーを長押しすれば、オート/マニュアル切換ができます。また、マニュアル設定時(デフォルト)は手動で絞りやシャッタースピード、ISOの値を設定できるほか、カスタムキーの押し下げで「マニュアルロック」の入/切を設定でき、ダイヤルやホイールの誤操作により値が不用意に変わってしまうのを防ぐことができます。変更頻度の高い絞り(IRIS)/ISOは、アクセスのよいボディ上面と前後ダイヤルで操作できます。

CFexpress Type Aメモリーカードに対応したデュアルスロット

CFexpress Type AメモリーカードとSDXCメモリーカードに対応したデュアルスロットを採用(*)。スロット1(上)、スロット2(下)ともに、新メディアであるCFexpress Type AメモリーカードとSDXC/SDHCメモリーカード UHS-II/UHS-Iの両方に対応しました。大容量のデータをより高速で記録することができます。特にCFexpress Type Aメモリーカードは、高ビットレート4K動画に最適な次世代メディアで、その高速書き込み処理性能により、高解像映像の安定した記録を実現します。もちろん、記録メディア設定メニューから、同時記録、リレー記録(記録メディア自動切換)などの設定もできます。

※ 写真のメモリーカードは別売りです
※ 写真のメモリーカードは別売りです

* CFexpress Type Bメモリーカードは対応していません

Creators' App連携

ソニーのクラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」のモバイルアプリケーション「Creators’ App」に対応。撮影や素材データ管理、カメラ機能のアップデート等の撮影前の準備に関係するワークフローを効率化できます。

●クラウドアップロード
カメラから直接、またはスマートフォン経由(Wi-Fi, 有線)で撮影データをCreators’ Cloudストレージへアップロードができます

●スマートフォンをリモコンに
スマートフォンから撮影、バッテリー情報の確認などリモコンとして使用可能です

●カメラ機能を強化
スマートフォン経由で、カメラを最新ソフトウェアにアップデートすることができます。また、Creators’ Cloudに保存したLUTファイル(.cube)をカメラにインポートすることが可能です。

さらに、世界中のクリエイターへ作品を発信や閲覧ができる「Discover」などのサービスを利用できます。

Catalystでの手ブレ情報メタデータの活用

FX3では、手ブレ情報のメタデータ情報を素材に記録し、Catalyst Browse(無償)/Prepare(有償)で活用することで、さまざまな便利機能を使用できます。

●手ブレ情報メタデータ
撮影時の手ブレ情報をメタデータとして収録ファイルに付加。Catalyst Browse(無償)/Prepare(有償)(*1)で活用することで、手ブレ補正処理を短時間・高精度に行うことができます。たとえば、フルHD 60p収録で6秒のクリップであれば、約0.1秒(*2)の高速処理を実現します。

●カメラの回転情報メタデータ
FX3を90度、180度、270度傾けて撮影した際に、それぞれの回転情報がメタデータに自動的に記録されます。この回転情報メタデータをもとに、Catalyst Browse(無償)/Prepare(有償)にて、素材を回転させた状態で表示することができ、事前に素材を回転させるために編集する手間を省きます。

※ 画像はイメージです
※ 画像はイメージです

*1 Catalyst Browse/Prepare Ver.2020.1以降が必要です。Catalystでメタデータ情報を利用した手ブレ補正機能を利用するためには、Eマウントレンズを使った撮影時のカメラの手ブレ補正設定を[OFF]または[Active]にしておく必要があります *2 当社測定環境での実測値です。環境により異なります ※ Catalystでは記録した手ブレ補正用メタと画像切り出しにより手ブレ補正を行えますが、画像切り出しの量に依存して解像度低下、画角が狭くなります ※ Catalystでは記録した手ブレ補正用メタ情報に対応する記録モード:XAVC S 4K / XAVC S-I 4K / XAVC HS 4K / XAVC S HD / XAVC S-I HDのNormal REC 対応フレームレート:24p/30p/60p

その他の便利機能(1)

■「パワーセーブ開始時間」切設定:撮影設定後、撮影するまでに時間が空いても、パワーセーブ状態にならないように設定ができるようになりました。動画の設定が一通り済み、構図を決めているときにパワーセーブ状態になりません。
■クイックフォーマット:フォーマットの実行方法として、クイックフォーマットとフルフォーマットの切り換えができます。
・クイックフォーマット:フルフォーマットより短時間で初期化可能 ・フルフォーマット:メディアの全領域を初期化するフォーマット
■記録画像の回転表示対応(*1)
■動画から静止画切り出し
■プロキシー動画同時記録対応
■ゼブラ機能
■ピーキング機能(赤、黄、白、青)
■ガンマ表示アシスト(切、オート、S-Log2、S-Log3、HLG(BT.2020)、HLG(709))
■TC/UB設定
■タイムコード同期に対応(*2)
■レックコントロール
■マーカー表示
■XAVC S、XAVC HSファイルの名称設定
■ピント拡大時の初期倍率の設定種類

その他の便利機能(2)

■アナモフィックレンズ使用時のデスクイーズ表示機能(*1)
■DCI 4K 24.00p記録(*2)
■ファイル名称にカメラID、リール番号、カメラ位置を設定可能

*1 倍率は1.3倍もしくは2.0倍を選択可能です。本機能を使用中は、オートフォーカスおよび手ブレ補正はoffとなります。また、本機能をカスタムボタンやFnメニューへの割り当ては出来ません *2 24.00p使用時はプロキシー記録はできません。また、24.00p選択時もしくは解除時にカメラは自動的に再起動されます

長時間(*)の4K 60p撮影を実現

FX3は、冷却ファンと放熱に配慮した構造を採用。アクティブ、パッシブ両面で効率的に放熱することで、動画撮影中の温度上昇を抑制します。温度上昇に伴う撮影の中断などで、プロの映像クリエイターのワークフローを妨げません。また、冷却ファンや放熱に配慮した内部構造が、イメージセンサーや画像処理エンジンの駆動に伴う熱を効果的に分散し放熱させます。これにより、4K 60pの長時間動画記録(*)を実現しています。

* USB給電時、XAVC S-I(All-I)、4K 60p 10-bit 4:2:2、常温(25℃。記録開始時のカメラ表面温度)、自動電源オフ設定:高、冷却ファン:オート、記録時間は撮影状況などによって異なる場合があります。一度の動画撮影で可能な連続撮影時間は最大で13時間です。ソニー内部測定

効率的な放熱を実現する冷却ファン搭載

FX3では冷却ファンと放熱に配慮した構造を採用。新開発のファンにより効率よくカメラ内の熱を放出。冷却ファンの動作モードは撮影条件に合わせオート/最小/記録時Off/常にOffから選択できます。また、膨大なデータ処理を行う画像処理エンジンやイメージセンサーを含むカメラ全体で熱の発生を高精度に解析し、放熱経路を最適化。さらに、スマートフォンなどにも用いられる熱伝導性に優れたグラファイト素材を、ソニー独自の「Σ(シグマ)形状」に加工し、手ブレ補正ユニットに組み込みました。この画期的な新開発構造により、手ブレ補正時のイメージセンサーユニットの円滑な動作を妨げることなく、本体内の温度上昇の主要因となるイメージセンサーからの発熱に対し、高い放熱効果が得られます。アクティブ、パッシブ両面で効率的に放熱することで、動画撮影中の温度上昇を抑制し、小型・軽量ボディと放熱性能を両立しています。

防塵・防滴(*)に配慮した設計

カメラボディの随所に防塵・防滴(*)に配慮した工夫を施しました。外装の合わせ目全周や電池蓋にシーリング構造を採用したほか、メディア蓋をヒンジ軸から二重蓋構造のスライド機構とロックレバーの組み合わせにし、信頼性を向上。また、冷却ファンの吸気から排気を独立した気室にしたほか、レンズロックボタンの形状変更や、マウント周りへのクッション追加など、ゴミや水滴の浸入経路となり得る箇所の構造を見直し、屋外の厳しい撮影環境での使用にも耐えられる設計となっています。

* 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません。XLRハンドルは防塵・防滴に配慮した構造にはなっていません

ゴミやほこりの除去性能を向上した新アンチダストシステム

イメージセンサーの前面に搭載したフィルターが、70,000回/秒以上の超音波で振動。フィルターガラス面の揺動方法を変更することで、付着したゴミやほこりを効率的に除去します。動画撮影時も安心してレンズ交換ができます。また、電源オフ時にカメラがアンチダスト駆動を自動的に実行。もちろん、メニューからクリーニングモードを手動で行うこともできます。

高い堅牢性を実現するフルマグネシウム合金ボディ

より堅牢なボディを実現するために、トップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リヤカバーに至るまで、軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用。また、アクセサリー取り付け用ネジ穴・吊環には、高剛性のSUS(ステンレス素材)削り出し部品を使用し、高い堅牢性を実現しています。このほか、マウントには固定用のネジを6本使用し、マウント部の剛性を高め、超望遠レンズなどさまざまなレンズの使用に配慮しています。

動画撮影時も安心、長時間の撮影を実現するスタミナ性能

●Zバッテリー採用
高容量のZバッテリーを採用。また、新画像処理エンジン、イメージセンサー、回路設計含め、状況に応じて細やかにパワーセーブを行う制御の工夫により、電力削減を行っています。1回の充電当たりの撮影可能時間は95分(*1)です。また、USB給電(*2)にも対応し、撮影現場や状況に合わせてAC電源を使用したり、屋外撮影では高容量で機動性の高いモバイルバッテリーから給電することでバッテリーの消耗を抑えるなど、よりフレキシブルに対応できます。

●USB PD(Power Delivery)対応による高速充電(*2)
USB PD(Power Delivery)に対応。より高い電力供給に対応することで、カメラ内のバッテリーを消耗することなく撮影ができるようになりました(*2)。USB Type-C端子に接続したUSB PD対応ACアダプターやモバイルバッテリー(*3)から、従来と比べて(*4)3-4倍の電力で給電またはカメラ内電池の充電(*2)ができます。

*1 実働動画撮影時、CIPA規格準拠。撮影、ズーム、撮影スタンバイ、電源ON/OFFを繰り返したときの撮影時間の目安 *2 USB充電、給電にはUSB Type-C端子のみ対応。USB給電を行うには、バッテリーを本機に挿入してください。アダプターや本体動作によってはカメラ内のバッテリー容量が消費することがあります *3 USB PD対応のすべての機器との動作を保証するものではありません。電源を入れてカメラを使用している間はバッテリーへの充電はされません *4 α7R IV比

焦点距離10mmから1600mm(*)までをカバーする豊富なラインアップ

「ソニー Eマウント」は、圧倒的な解像力と美しいぼけ味を高次元で両立している「G Master」を筆頭に、なめらかで美しいぼけ味が特長の「Gレンズ」や、忠実な色再現とヌケの良い透明感のある描写が特長の「ツァイスレンズ」をラインアップ。広角10mmから超望遠1600mm(*)までカバーする豊富なレンズ群が撮影者の創造力を解放し、新たな表現の可能性を切りひらきます。

* SEL20TC装着時

G Master 圧倒的解像力×とろけるような美しいぼけ味の両立

静止画と動画に、新たな基準となるような解像性能

進化するカメラの性能に応えるレンズとは。カメラの未来を切りひらくソニーだからこそ、この疑問に応える交換レンズを提供できると私たちは考えています。高画素化が進むフルサイズボディの能力を将来にわたり最大限に引き出せるように、解像性能の向上を徹底的に追求。エレメント開発から光学系の設計、さらに設計シミュレーション、検査・調整方法などプロセス面に至るまで、従来よりも高い周波数を基準に最適化しています。ソニーが誇る高い光学技術を惜しみなく投入したG Masterが、静止画でも動画でも、画面すみずみまで目を見張る鮮明でシャープな描写を約束します。

動画撮影におけるプロの高い要求に応える、ソニーの革新的なレンズ設計

高画質動画時代にふさわしい操作性と光学性能にこだわった、フルサイズミラーレス専用設計レンズです。フォーカス中の画角変動(ブリージング)やズーム時の軸ズレの低減。非球面レンズやマルチコーティングの採用による諸収差の抑制。プロの動画撮影に求められる静音性の配慮。俊敏かつ静粛なズーミングや機動力が求められる撮影現場に最適な小型・軽量デザイン。防塵・防滴に配慮した設計(*)や、光学式手ブレ補正機能など、動画撮影に適したさまざまなレンズラインアップがあります。

* 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません

映像制作に特におすすめのEマウントレンズ

FE 24mm F1.4 GM

SEL24F14GM

開放F値1.4から妥協のない高解像性能を小型・軽量設計で実現した、大口径広角単焦点レンズです。高速・高精度・静粛なAFを実現する、ハイパワーのダイレクトドライブSSM(DDSSM)を搭載。静止画・動画を問わず、作品づくりに集中できるハイパフォーマンスなAF駆動を実現します。

FE 35mm F1.4 GM

SEL35F14GM

35mmという使用頻度の高い焦点距離で、G Masterならではの圧倒的な高解像を開放F値1.4から実現し、柔らかく自然なぼけ表現が楽しめる小型・軽量設計の大口径広角単焦点レンズです。XDリニアモーターによる高速・高精度・高追随かつ静粛なAF駆動に加えて、高い信頼性・操作性を備えており、静止画・動画を問わずさまざまなシーンで撮影を楽しめます。

FE 16-35mm F2.8 GM

SEL1635GM

画面のすみずみまで高解像と鮮鋭感を追求。ダイナミックに世界を切り取る、ズーム全域F2.8の大口径広角ズームレンズです。静音性に優れるダイレクトドライブSSM(DDSSM)搭載、動画撮影時に駆動音が記録されにくく、静粛で高品位なフォーカシングを実現します。

FE 24-105mm F4 G OSS

SEL24105G

撮影時に使用頻度が高い広角24mmから中望遠105mmまでをカバーし、レンズ1本でスナップから人物、風景、ウェディングなど多彩な撮影シーンに対応する標準ズームレンズです。ズーム全域で画面周辺までシャープな描写を追求しながら、Gレンズならではの美しいぼけ味が楽しめます。小型・軽量ボディと高速・高精度かつ静粛なAF駆動を実現し、静止画・動画問わずオールラウンドに活躍します。

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