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バックアップと復元講座 〜バックアップ方法〜

IME Windows 8の場合

IME とは、言語を入力するために必要なソフトウェアのことです。
あなたが文字を入力するときに登録した単語や記号など、あなただけの「辞書」をなくさないようにバックアップしましょう。

ここでは、IME に登録した単語のバックアップ方法を紹介します。
IME に登録した単語をバックアップするには、以下の 2種類の方法があります。

ご注意
  • 以下の方法を行うには、ファイルの拡張子が表示される設定になっている必要があります。
    ファイルの拡張子を表示する方法については、下記をご参照ください。
  • 「MS-IME」のバージョンによっては、画面のレイアウトなどが若干異なる場合がありますので、ご注意ください。

方法1 「*.dic」ファイル(ユーザー辞書)でバックアップする

「*.dic」ファイルには、ユーザーが登録した単語・辞書の学習結果が保存されます。
単語登録した辞書を「*.dic」ファイルでバックアップするには、下記をご参照ください。

  1. Microsoft IMEの設定画面を表示します。
    • a. コントロールパネルを開きます。
    • b. [時計、言語、および地域]の項目にある[入力方法の変更]を選択します。
    • c. 言語の設定の変更の項目にある[オプション]を選択します。
    • d. 入力方式の項目にある[オプション]を選択します。
    • e. [Microsoft IME の設定]画面が表示されます。
  2. 「Microsoft IME の設定」画面で、[詳細設定]ボタンを選択します。
  3. 「Microsoft IMEの詳細設定」画面で[辞書/学習]タブを選択し、[ユーザー辞書]欄から「*.dic」ファイルのファイル名を確認し、メモしておきます。
    • * パスが長く、すべてが表示されない場合は、ボックス内を選択したあと、[→](右矢印)キーを数回押して確認してください。
  4. [参照]ボタンを選択します。
  5. 「ユーザー辞書の設定」画面が表示されるので、上記手順3でメモしたファイル名と同じ[*.dic]ファイルを右クリックし、[コピー]を選択します。
  6. バックアップ先の任意のフォルダーにコピーします。
    • * ここでは例として、「IME」フォルダーをCドライブの「バックアップ」フォルダーに作成し、[backup.dic]という名前で保存します。
    • a. スタート画面のタイルが表示されていない部分でスワイプし、画面下にアプリバーを表示します。
      • * マウス(タッチパッド)の場合は、スタート画面のタイルが表示されていないところで右クリックします。
    • b. 表示されたアプリバーから[すべてのアプリ]を選択します。
    • c. 「アプリ」画面が表示されるので、[コンピューター]を選択します。
    • d. Cドライブをダブルクリックして、Cドライブの中身を表示します。
    • e. [バックアップ]フォルダーをダブルクリックし、「IME」フォルダーを新規作成します。
    • f. 作成した「IME」フォルダーをダブルクリックして中身を表示し、右クリックして、[貼り付け]を選択します。
    • g. コピーされた[*.dic]ファイルを右クリックし、[名前の変更]を選択して、「backup.dic」という名前に変更します。
    • h. Cドライブの[バックアップ]-[IME]フォルダーに、[backup.dic]ファイルがコピーされたことを確認します。
  7. [キャンセル]ボタンを選択し、「ユーザー辞書の設定」画面を閉じます。

以上でユーザー辞書のバックアップは完了です。

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方法2 「*.txt」ファイル(テキスト)でバックアップする

バックアップした「*.txt」ファイルは、他のバージョンの IME に移行することができます。
ただし、バックアップできる情報は、登録した単語のみで、辞書の学習結果は保存されません。
単語登録した辞書を「.txt」ファイルでバックアップするには、下記をご参照ください。

  1. Microsoft IMEの設定画面を表示します。
    • a. コントロールパネルを開きます。
    • b. [時計、言語、および地域]の項目にある[入力方法の変更]を選択します。
    • c. 言語の設定の変更の項目にある[オプション]を選択します。
    • d. 入力方式の項目にある[オプション]を選択します。
    • e. [Microsoft IME の設定]画面が表示されます。
  2. 「Microsoft IME の設定」画面で、[詳細設定]ボタンを選択します。
  3. 「Microsoft IMEの詳細設定」画面で[辞書/学習]タブを選択し、[ユーザー辞書]欄から[編集]ボタンを選択します。
  4. 「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」画面で、[ツール]メニューを選択し、[一覧の出力]を選択します。
  5. 「一覧の出力:単語一覧」画面で任意の保存場所を指定し、[保存]ボタンを選択します。
    • * ここでは例として、「IME」フォルダーをCドライブの[バックアップ]フォルダーに作成し、「ime.txt」という名前で保存します。
    • a. [保存する場所]で[コンピューター]を選択します。
    • b. [ローカルディスク(C:)]をダブルクリックします。
    • c. [バックアップ]フォルダーをダブルクリックします。
    • d. [新しいフォルダーの作成]ボタンを選択し、フォルダー名を「IME」にします。
    • e. [IME]フォルダーをダブルクリックして中身を表示させ、[ファイル名]欄に「ime.txt」と入力し、[保存]ボタンを選択します。
    • * 保存するファイル名を変更しない場合は、[output1.txt]として保存されます。
  6. 一括出力が終了し、「一覧の出力」画面が表示されるので、[終了]ボタンを選択します。

以上でテキスト形式でのバックアップは完了です。