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教育・研究設備の充実のため、セミナールームに遠隔システムを設置したい。 遠隔授業等の舞台となるセミナールームに、VPL-FE40を2台設置。
理工学部の3年生以降が在籍する矢上キャンパスには、もともとプロジェクターなどの視聴覚装置を設置したセミナールームが数室あり、そのうちの1室で、授業のほかに、各シンポジウムやビデオ会議システムを使用した遠隔授業などを開催していました。遠隔授業の際には、ソニー製ビデオ会議システム(PCS-1)を持ち込んでセッティングしていたのですが、教室に常設されたビデオ会議システムが欲しいという要望があがり、セミナールームの設備全体を構築しなおすことになりました。検討の結果、セミナールームに、ソニー製ビデオ会議システム(PCS-G70S)1台と旋回型3CCDカラービデオカメラ(BRC-300)2台とともに、データプロジェクターVPL-FE40を2台導入しました。高輝度・高解像度、しかもコンパクト。コストパフォーマンスも評価。 室内の照明をつけたままでも、投影映像が色鮮やかに見える。
データプロジェクターVPL-FE40の決め手となったのは、投影映像の鮮やかさです。4000ルーメンの輝度による映像は、従来使用していたプロジェクターと比べて非常に明るく、室内の照明をつけたままでもクリアに映し出されます。80名を収容する広いセミナールームの後方からでも、支障なく投影された資料が読み取れます。また、プロジェクターを使用するたびに照明を調整する必要もなく、システムの操作面や授業の進行面でも楽になりました。高解像度(SXGA+)であることも選定理由の1つです。パソコンの性能や解像度の向上スピードを考慮し、セミナールームを将来に渡って対応できる施設とするには、SXGA+の解像度を導入しておくべきだろうと判断したのです。これほどの高輝度・高解像度でありながら、従来のプロジェクターと比べてコンパクトなこと、コスト面の条件を満たしていたことも評価しています。 ビデオ会議による双方向型授業でもVPL-FE40による投影映像は好評。 天井に設置されていても気にならないデザイン。 操作卓を従来システムと統一することで、スムーズな操作を実現。
新しいセミナールームは2007年3月に完成し、現在では授業やシンポジウムなどで毎日使用しています。2台のVPL-FE40は天吊で設置され、2面のスクリーンに対して映像を投影します。投影するメディアは、パソコンやDVD、ビデオ、書画カメラ、ビデオ会議システムなどです。操作卓のコントローラーを通して操作しますが、この操作性を従来のシステムと統一することで、教員や学生など使用者がスムーズに使用できるよう配慮しました。VPL-FE40による投影映像はカメラを通しても鮮明に見えると利用している教員にも好評です。本体も天吊されていても気にならず、教室に溶け込むデザインだと思います。
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