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事例紹介

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VPL-FE40  導入事例 2008.9.9掲載
■学校法人東京経済大学 様 [業種:教育]
SXGA+の高解像度やHD対応などを評価してVPL-FE40を導入。シンプルで操作性の高いシステムにより、学内の需要を満たす
お客様のニーズ・課題
教員からの「視聴覚装置の整った教室増加」という要望を受け、導入を決定。パソコンのワイド画面化に対応し、高輝度・高精細な映像再生を可能とするプロジェクターを求めていた。
導入効果
AVデジタルミキサーと組み合せ、シンプルなシステム構成を実現。4000ルーメンの高輝度と、最新パソコン環境に対応するSXGA+の解像度は学内でも好評。増設も決定した。
導入背景 マルティメディアを活用した授業の増加に応えVPL-FE40を導入。
選定理由 SXGA+の高解像度と4000ルーメンの高輝度などが選択の決め手。
導入効果 システムのシンプル操作を実現。高輝度・高精細な映像に満足。
今後の展望 旧来のメディアからHD映像までを考慮した視聴覚装置を構築。
学校法人東京経済大学
総務部 情報システム課 坂西吉明様(写真右)とAVセンター 業務支援 松木和秀様(写真左)にお話を伺いました。
導入背景

マルティメディアを活用した授業の増加に応えVPL-FE40を導入。


教員の要望に応え、視聴覚教室内容を見直して設備を一新した。
当大学では約5年前に、各種メディア機器やプロジェクターなどの視聴覚装置を備えた教室を整えました。しかし、ここ数年で予想以上にマルティメディアを活用した授業の需要が多くなり、教員から「視聴覚教室が足りないので増やして欲しい」という要望があがっていました。特に、プレゼンテーションソフトであるPowerPointで作成した資料を利用する教員が多く、パソコン画面をそのままスクリーンや液晶モニターに投影することは当然ながら、パソコン画面とVHS映像、パソコン画面とDVD映像を自由に切り替えて使用したいというような要望もありました。
そこで視聴覚教室の数や設備内容を見直し、新たに7教室にプロジェクターも含めた視聴覚装置を導入することにしました。(坂西様)
選定理由

SXGA+の高解像度と4000ルーメンの高輝度などが選択の決め手。



視聴覚装置一式をラックに納め、シンプルな操作性を実現した。

扉の開閉とシステムの電源を連動させ、切り忘れを防止する。
データプロジェクターVPL-FE40を選択した一番の理由は、SXGA+(1400×1050ピクセル)の高解像度です。最近のパソコンはワイド画面が主流となり、従来のプロジェクターで投影すると小さく表示されてしまい、プレゼンテーションなどの効果が半減しかねません。そこで、SXGA以上の解像度を第一の条件としました。
また、電源切り忘れ防止のために、視聴覚装置を納めたラックの扉開閉に連動して、システム全体のオン/オフを行うよう計画していました。VPL-FE40にはダイレクトパワーオン/オフ機能が搭載されていますので、この仕組みに対応できます。さらに、照明をつけたままの教室の後方からでも投影映像が読み取れる4000ルーメンの光出力とコスト面、ソニー製AVデジタルミキサーSRP-X500Pとの相性の良さを評価して、VPL-FE40に決定しました。(松木様)
導入効果

システムのシンプル操作を実現。高輝度・高精細な映像に満足。


天吊設置したVPL-FE40。高輝度・高精細な映像は評価が高い。


新しい視聴覚教室への評価を受け、収容人数約200名規模の大教室などにも追加導入した。
2007年7月に、収容人数約60名規模の7教室にVPL-FE40を1台ずつ設置しました。パソコンデータのほか、VHS、DVD、書画カメラの映像を100〜120インチのスクリーンに投影します。メディアの切り換えやマイクミキシング、スピーカーの調整などはAVデジタルミキサーで行います。従来のシステムに比べてコンパクトかつ単純化し、機器類は各教室毎に1つのラックに納めました。操作性をシンプルにして誤操作を減らすことで、授業の進行をスムーズにすることが目的です。
VPL-FE40の品質などについて、教員や学生から具体的な意見があがっているわけではありませんが、従来のプロジェクターに対して「暗すぎるのだが、壊れているのではないか」という問い合せを受けたことがあります。もちろん壊れていたわけではありません。どうやらVPL-FE40の品質に慣れてしまうと、従来のプロジェクターの映像が暗く感じてしまうようです。このようなエピソードを評価の声と捉え、2008年3月には老朽化した設備のリニューアルとして1教室に、5月には収容人数150〜200名規模の3教室に追加導入しました。さらに、夏にも6教室へ設置しました。(坂西様・松木様)
今後の展望

旧来のメディアからHD映像までを考慮した視聴覚装置を構築。


ケーブル類もすっきりと納めるデザインは、天井にあっても違和感がない。
夏の増設予定以後も、従来の視聴覚装置のリニューアルや、教室への追加設置などが考えられます。教室の規模によっては、前面の大スクリーンだけでなく補助ディスプレイも必要になってくると考えられます。VPL-FE40の性能は高く評価していますが、今後の導入では教室の規模や導入時期の環境に合わせてプロジェクターを新たに選択する可能性もあります。ソニーさんには引き続き、優れたデータプロジェクターの開発をお願いします。(坂西様)

一般家庭でもHD映像が身近なものとなった現代において、今後、教育の場でもHDコンテンツが普及してくるであろうことは、容易に予想できます。VPL-FE40を選択した理由には、HDMI端子を装備し、著作権保護技術であるHDCPに対応していることもありました。将来的には、大学内の視聴覚装置をフルHDに対応しなければならない時代もくるはずです。その一方で、大学の資産であるカセットテープやVHSなどの教育コンテンツを使用する環境も残さなければなりません。そこが難しいところです。ソニーさんにも考慮していただけると嬉しいですね。(松木様)
お客様プロフィール
学校法人東京経済大学様
1900年に設立した大倉商業学校を前身とする東京経済大学様は、「社会科学」を実践的に学べる文系総合大学です。大学建学の理念は、「進一層」すなわち「進取の気概」を持って「責任と信用」を重んじ、「実践的な知力」を身に付けてグローバルな社会で活躍する人材を育成すること。100年以上の歴史のなかで、終始この理念を貫き通し、経済界をはじめ、各界へ数多くの優れた人材を送り出してきました。さらに、現代社会で活躍できる人材の育成を可能とする教育システムを構築し、一層の教育改革の推進を図っています。
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