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さまざまな教科に対応できる「未来志向」の視聴覚教室を構築したい。 ![]() VPL-FE40とガラススクリーンの相性がよく、さらに鮮やかな投影映像を再現。 今回、データプロジェクターを導入した教室は視聴覚教室です。この教室は以前、語学練習設備(LLシステム)を設置したLL教室でした。カセットテープが使用メディアの中心だったのですが、家庭にカセットデッキのある生徒が少なくなっているなど、宿題を課すにも不自由に感じることがありました。また、設備も古くなり、改修の必要を感じていました。そこで、各教科を受け持つ6名の教員が集まって「CALL教室設立準備委員」を設立し、新しい視聴覚教室を構築することになりました。「未来志向の教室」をテーマとしてかかげ、語学だけでなくさまざまな教科に対応できること、メディア教材など今後も進化するであろう教育コンテンツに将来に渡って対応できること、学ぶ上で生徒がワクワク感を覚える教室であることなどを要件として計画を進めました。(高橋先生、眞野先生) 高輝度とSXGA+の高解像度、静音性を評価。コスト条件も満たす。 天吊設置された4台のVPL-FE40。
データプロジェクターVPL-FE40を選定したのは、4000ルーメンの高輝度とSXGA+の高解像度です。従来のプロジェクターは、投影する際に教室の照明を落とす必要がありましたが、VPL-FE40は照明をつけたままでも画面の文字がはっきり読み取れます。映像を投影するガラススクリーン(ホワイトボードと映写用スクリーンが一体となった製品)とVPL-FE40との相性が非常に良く、映像品質を損なうことなく、色鮮やかに明るく投影される点も評価しました。また、現在の使用教材は解像度がXGAのものが多いのですが、将来性を見据えて高解像度(SXGA+)の機種を導入するべきだと判断しました。(高橋先生)さらに静音性が高い点も評価しました。デモのときから、VPL-FE40本体よりもエアコンの音の方がうるさく感じたほどです。教室の天井高は2800mm程度ですので、天吊する機器の音が静かなのは嬉しいです。性能とコストのバランスが取れているとも思いました。(眞野先生) 大画面・高画質は強い印象与える。学院のアピールとなる施設が完成。 デザイン性・静音性に優れ、天井に設置されていても気にならない。 テーブルに一枚板を採用するなど、CALL教室には設立準備委員のこだわりをこめている。
新しい視聴覚教室は「CALL教室」と呼ばれています。先日、来年度の学校説明会が開催され、保護者のみなさんをCALL教室にご案内しました。CALL教室に入った瞬間に、100インチのガラススクリーン4面に4台のVPL-FE40から投影された高画質映像が目に入り、非常に感銘を受けた様子でした。コンテンツは、操作卓のマトリックススイッチャーを経由して、パソコンやDVD、ビデオなどの映像が投影できます。このCALL教室はアイランド型を採用し、7〜8名が着席する八角形のテーブルを6台設置して、収容人数を46名としています。生徒は互いに向き合う形で着席し、1人1台ずつ割り当てられたパソコンを操作します。また、2席に1台の割合で設置したセンターモニターと、前述のガラススクリーン4面に共通コンテンツを映し出すなどして、生徒の理解を深める工夫をしました。これほどの設備を整えた視聴覚教室は、夙川学院中学校・高等学校のアピールとなる施設だと考えています。(高橋先生) ![]() 本格運用は来年4月。将来は同スタイルの視聴覚教室を増やしたい。 ![]() CALL教室入り口。 スムーズな授業進行を考慮し、操作卓にも工夫をこらした。
CALL教室は2007年8月に完成しましたが、本格的な運用は来年の4月から行う予定です。現在は、CALL教室設立準備委員に参加した教員を中心として、運用方法などを検討している最中です。これから他の教員にもCALL教室をアピールし、各教科で活用していきたいと考えています。また、将来は、このようなスタイルの視聴覚教室を増やしていく予定です。現在使用しているコンピュータ教室などが改善段階を迎えた時には、その時点で最適なシステムを選択したいと思います。その際には、ぜひ相談に乗っていただきたいですね。(高橋先生)
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