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2007年春落成の新キャンパスに視聴覚装置を設置。 大学教室の視聴覚装置の一部として、データプロジェクターを設置。
東北福祉大学様は、教育環境のさらなる向上と地域貢献を目的として、2007年3月にステーションキャンパス を落成しました。「ステーションキャンパスは、3月18日に開業したJR仙山線東北福祉大前駅と3階部分で結ばれた8階建ての校舎であり、1〜3階には鉄道交流ステーションや予防福祉健康増進センター、特別支援教育研究センターなど地域住民のための施設を、4階以上に大学の教室、研究室などを設置しています」(萩野准教授) この大学教室の視聴覚装置の一部として、データプロジェクターを導入することになりました。設置する対象となった教室は、全部で7室。 収容人数はそれぞれ150〜200人規模です。投影する主な素材は、パソコン映像と、VHSやDVDなどのビデオ映像であり、学生が講義中にストレスを味わうことなく読み取れる高輝度・高画質であることが要件となりました。 SXGA+やダイレクトパワーオン/オフ、HD映像対応、コストが決め手。 教室天井に設置されたVPL-FE40 ケーブルなどが目立たない、すっきりとしたデザイン
ソニーのデータプロジェクターVPL-FE40を導入する上で、一番の決め手となったのは、SXGA+の高解像度でした。1400×1050ピクセルで再現される高精細な映像は、広い教室でも快適な講義環境を提供します。また、ダイレクトパワーオン/オフ機能*を備え、スタンバイ状態を経ることが必要な機種に比べて、使用者の時間の有効活用や電源の切り忘れを防止できる点もご評価いただきました。VPL-FE40は、著作権保護技術であるHDCPにも対応しており、地上デジタル放送や著作権保護された次世代DVDなどのHDコンテンツを再生できます。将来、教材としてHD映像が活用される可能性も考慮し、VPL-FE40が最適であるとご判断いただきました。「事務局からは、これだけの要件を満たしながら、予算に納まる価格であったと聞いています。やはりコスト面も重要な選定条件になると思います」(萩野准教授)
パソコンや書画カメラの映像も明るく、にじみなく読み取れる。 プロジェクター映像は、教室前方のホワイトボードに投影される。 明るく、にじみのない高画質映像によって、学生の理解も深まる。
VPL-FE40は、新学期開講の2007年4月から本格稼動しています。プロジェクター映像は、教室前方の約120インチのホワイトボードに投影されます。広い教室の場合は、中ほど左右にもプラズマディスプレイを設置し、どの席からでも板書映像が見えるよう配慮しています。「私は講義やゼミのほか、学生のプレゼンの練習として使用しています。VPL-FE40は、本部キャンパスなどで使用しているデータプロジェクターと比べて、投影された映像が明るく、にじみがありません。初めて見た時には、非常にきれいな映像だと感心しました。資料としてパワーポイントを使用することが多いのですが、プロジェクターで投影するからといって、文字を大きくするといった特別な作業は一切必要ありません。また、書画カメラを通して文献を投影することもあります。聴講している学生に対し、VPL-FE40の高画質を通して、講義内容をきちんと理解させていると自負しております」(萩野准教授) 性能面のさらなる向上や携帯型プロジェクターの開発を期待。 講義やゼミのほか、学生のプレゼンの練習にも活用。 パソコン映像や、VHS・DVDなどのビデオ映像を投影。
最後に今後の展望や、ソニーへの要望について伺いました。「本学は、“生命科学を基礎とする感性と環境の相互作用に関する学術研究”を推進し、その成果を全世界に向けて発信、広く人類の福祉の増進に役立てようと試みているところであり、今後も学科が増設されていく可能性があります。データプロジェクターを必要とする教室も増えていくかもしれません。VPL-FE40の性能には満足していますが、ソニーさんは現状で満足せず、より明るく、キメの細かい映像を再現できるデータプロジェクターを開発してください。そして、本学が設備を増設する頃には、より優れた性能のデータプロジェクターを提供して欲しいと思います。 また、携帯型データプロジェクターのさらなるコンパクト化にも期待しています。現在、視聴覚装置のない教室で授業を行う際に、プロジェクターを持参することがあります。手帳サイズくらいの薄くて軽いプロジェクターがあれば、持ち運びも簡単ですし、活用の場がさらに広がるのではないでしょうか」(萩野准教授)
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