誰も正解を知らない
新規ビジネス開拓の
醍醐味
B2Bビジネス本部
リテールソリューション営業課
石濱 佑亮
と思えるようになった
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法人向けBRAVIAのセールスと
リテールメディア事業の推進法人向けBRAVIAのセールスおよび、広告サイネージを中心とした「リテールメディア」の事業に携わっています。リテールメディアとはBRAVIAを店舗に設置していただき、そこに広告を流すことで毎月継続的な収益を得られるようにするというもの。このビジネスモデルでは、ディスプレイ単体の提供に留まらず、運用支援やキッティングフローの整備、パートナー企業様との連携など、より深い協業を実現しています。
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ソニーグループならチャンスは無限大
Q.転職のきっかけとソニーマーケティングを選んだ理由を教えてください。
印刷機器を取り扱うメーカーで働いていたのですが、新型コロナ禍以降、これからは紙の需要が減っていくだろうと感じ、転職を検討し始めました。その際重視したのが、これから伸びていく、チャンスが広がっていそうな業界に行きたいということ。その点、ソニーマーケティングなら、ソニーグループとして多岐にわたるビジネスを展開しており、自分の可能性を拡げていけるのではないかと期待しました。 -
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多様性とやってみよう精神が
ソニーマーケティングの強みQ.ソニーマーケティングとはどんな会社ですか?
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まず驚いたのが、ソニーグループが思っていた以上に幅広く事業を展開していたことです。入社前は音楽、映画、ゲームを中心としたエンタメ企業というイメージだったのですが、実際にはスマート農業やサステナブル素材の開発・製造、果ては宇宙ビジネスなどまで、より多彩なことをやっていました。ここまで幅広く手がけているグループはそう多くなく、その多様性はソニーマーケティングの大きな強みにもなっています。
実際に働き始めてまず感じたのは、会社全体に前向きな雰囲気があることです。挑戦に対して貪欲で「まずはやってみよう」という空気感があります。いわゆる心理的安全性も確保されており、前向きな気持ちで伸び伸びと仕事に取り組むことができます。働いている人のバックボーンも幅広く、法人営業一筋という人はむしろ少ないかもしれません。マーケティング経験者や長らくコンスーマービジネスをやってきた人、そもそもセールス以外の分野からやってきた人など、実に多くの才能が集う職場です。
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仕事を面白いなんて思う
タイプじゃなかったのにQ.現在取り組んでいる仕事にはどんな醍醐味・やりがいがありますか?
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リテールメディア事業はソニーマーケティングにとって新規事業であり、市場もまだ未成熟であることから、誰も正解を知りません。業界全体で「みんなでビジネスを創っていこう」というフェーズであり、何もかも手探りでやっていかねばならないところに面白さを感じています。
実は、正直に言うと前職では1秒たりとも仕事を楽しいと思ったことがありませんでした。そもそも仕事にやりがいを求めないタイプだったんです。ところがソニーマーケティングで働くようになってから、仕事を楽しいと感じられるようになったんです。これはとても意外な発見でした。自分にもそんなところがあったんだって(笑)。
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自分たちの仕事をきっかけに
取引先に新たな部署が誕生Q.仕事でどのような「共創」を行い、どのような「感動」を生み出しましたか?
実はリテールメディア事業は当初、広告が思ったように入らないなどかなり苦戦していました。そうした中、なんとかビジネスを軌道に乗せることができたのは、会社がずっと前向きな姿勢でバックアップしてくれたことに加え、導入してくださった小売店様、そしてパートナー企業の皆様と粘り強く共創していけたから。その結果、小売店様にリテールメディアを専門とする部署が新設されるという波及効果を生み出せました。もちろん社内にもプラスの影響を与えており、そのノウハウを横展開できるようになったほか、この実績を元に、他のパートナー企業様からお声がけいただくようにもなっています。
法人向けBRAVIAのセールスについても、顧客からのフィードバックを製品の機能として実現したり、BRAVIAとソニー・セミコンダクタソリューションズのAIカメラを組み合わせた提案を行ったり、グループとしての総合力で製品価値を高め、顧客とそのビジネスに感動を創ることができていると感じています。 -
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新規ビジネスの開拓を通じて
自分自身の可能性も拡げていきたいQ.これからの目標は?
現在手がけているリテールメディア事業は、上向きになってはいるものの、まだ大成功とまでは言えません。まずはこれをしっかり確立させ、より大きな成功につなげていきたいと考えています。リテールメディア市場は、現在、じわじわと成長している段階です。今後、どこかで大きくスケールするタイミングが来るはずなので、その波に乗り遅れないよう実績とノウハウを積み上げていきたいですね。リテールメディア市場におけるソニーグループの存在感をより大きくしていくことが目標です。
その上で、これらの取り組みを通じて感じた、誰も正解を知らない新しい市場を社内外のパートナーたちと共に作りあげていくプロセスを追求していきたいという気持ちが生まれつつあります。ソニーグループならではの多様な事業領域を活かし、商材や市場にとらわれずに自分自身の可能性を拡げ、さらなる活躍の場を見つけていければいいなと思っています。 -
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物事を先延ばしにしない
即やることがコツQ.働き方、ワークスタイルへのこだわりを聞かせてください。
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物事を先延ばしにせず、即やることが大事だと思っています。例えば電話を100件かけなければならない状況では、最初の1本をすぐにかけることで取りかかりのストレスを大幅に軽減することができます。課題や問題に直面した場合も、一人で抱え込まないようにし、すぐに誰かにボールを渡すことを意識しています。人に押しつけて楽をするということではなく、仲間とタスクとして共有し、解決を早めようということです。悩んでいる時間がもったいないですから。
また、ビジネスでの生産性を高めるためにもプライベートの充実にもこだわっています。私は身体を動かすのが好きなので、ジムに通ったり、休日に友人とバスケットボールをしたりするなどしてリフレッシュするようにしています。