リアルタイム認識AFの搭載により、動画撮影時のオートフォーカスも大きく進化。動画撮影時においてもリアルタイム認識AFで被写体を検出し、リアルタイムトラッキングで顔が見えない人物、背中を向けているような動物も追随し続けます。AIの搭載で進化した妥協なき撮影機能がクリエイティブな映像表現を強力にサポートします。
新しいBIONZ XR2プロセッサーと新開発部分積層型CMOSイメージセンサー Exmor RSにより、フルサイズ記録時に画素加算のない全画素読み出しが可能になりました。4K(QFHD:3840×2160)に必要なデータを、約3.3倍(7K相当)の情報量からオーバーサンプリングして生成することで、モアレやジャギーの発生を抑え、ディテール再現や解像感に優れた4K 60p映像を実現します。
* フルサイズ4K 60p撮影時に[4K動画画角優先]をOFFにすると画角が狭くなります。[4K動画画角優先]をONにした場合、フルサイズ領域での動画撮影が可能ですが、暗所での画質が変化します
4Kで最大120p(*1)の撮影が可能になりました。S&Qモードでの撮影時には、本体内で最大5倍のスローモーション表現を実現します(*2)。さらにフルHDでは最大240fps(*3)での記録に対応し、240p再生時で最大10倍のスローモーション再生が可能。スポーツシーンなどの詳細な動きの解析にも有効です。記録方式は4:2:2 10bit、Long GOP、All-Intraなど多彩なフォーマットに対応しています。
*1 QFHD(3840×2160)時。120p記録時は[APS-C/S35撮影]モードになります
*2 ポストプロダクションによる編集モードでの録音が必要です。S&Qモード時音声は記録できません
*3 フルHD(1920×1080)のS&Qモード記録時。フルHD 240fpsはAPS-C/Super 35mmモードでの記録となります
カメラ本体の「マルチインターフェース(MI)シュー」にデジタルオーディオインターフェースを搭載。別売のワイヤレスマイクロホンECM-W3、ショットガンマイクロホンECM-M1、XLRアダプターキットXLR-K3Mとの組み合わせで、音声をデジタル信号のままダイレクトにカメラに伝送でき、劣化のない高音質録音を実現します。また、XLR-K3Mとの組み合わせでデジタル4chや24bitでの音声収録(*)もサポート。音声の記録フォーマットを、48kHz/16bit 2ch、48kHz/24bit 2ch、48kHz/24bit 4chから選択できます。従来のMIシュー接続と同様にケーブルフリー・バッテリーフリー仕様で、αシステムとして動画撮影時の自由度が上がります。さらに、本機ではUVC(USB Video Class)/UAC(USB Audio Class)のUSBストリーミングにも対応。デジタルオーディオインターフェースを介しカメラに伝送された高音質な音声を、オンラインコミュニケーションで活用できます。
* 4chおよび24bitの音声収録にはXLRアダプターキットXLR-K3Mが必要です
連続的に発生するノイズをデジタル処理で低減します。内蔵マイクや外部マイク(*1)と連動し、風切り音やパワーズームレンズなどのメカニカルノイズを大幅に抑制(*2)。[風音低減]と[ノイズカット]の設定があります(*3)。
*1 3.5mmマイク端子またはMIシューに直接接続する外部マイクに対応しています
*2 パワーズームによるノイズ低減は、内蔵マイクにのみ適用されます
*3 風音低減やノイズカット機能を使用した場合、通常の音声と音質が異なる場合があります
光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能に加え、カメラに内蔵した高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサー、最適化されたアルゴリズムにより動画時の手ブレ補正効果を向上させる「アクティブモード」(*1)が4K 120pでの撮影に対応しました。新開発の画像処理エンジンBIONZ XR2が、手ブレ量を高精度に検出し光学的に補正することで、高精細でなめらかな動画をより安定して撮影可能になりました。また、ボディ単体での高い補正効果に加え、対応する手ブレ補正機構内蔵レンズ(*2)との組み合わせなら、ボディと協調し、より効果的な制御が可能。大きなブレを抑制し、不安定な撮影環境でもより一層フレーミングが安定した撮影をサポートします。
*1 アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。120p動画記録時およびS&Qでの240fps記録時は、[APS-C/S35撮影]に固定されます
*2 対応するレンズはサポートページ をご参照ください。レンズによってはレンズのソフトウェアアップデートが必要になります。補正効果はレンズによって異なります
※ 画像はイメージです
カメラに内蔵した高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサー、最適化されたアルゴリズムによる電子式手ブレ補正機能と、光学式5軸ボディ内手ブレ補正を併用した手ブレ補正モード、「ダイナミックアクティブモード」を搭載。「アクティブモード」より手ブレ補正の効果を30%以上(*2)向上しました。これにより、小走りをしながらの撮影でも安定した動画撮影が可能となり、よりスムーズな映像表現を実現します。
*1 [ダイナミックアクティブ]では、[アクティブ]よりさらに画角が狭くなります。[ダイナミックアクティブ]に設定すると、超解像ズームが使用できなくなります。[ダイナミックアクティブ]は、120fps以上のフレームレートでの撮影時は使用できません。最高ISO感度はISO25600です
*2 ソニー内部測定
FX6、FX3などのCinema Lineで好評な、肌色を美しく見せるスキントーンを中心としたルック「S-Cinetone」を搭載。CineAltaカメラ VENICEの開発を通じて得られた知見をもとに作られており、人の肌を描写する際に使われる中間色の表現力をアップさせ、色あいはよりソフトに、ハイライトの描写は被写体を美しく際立たせる自然なトーンです。制作者のさらなるクリエイティブな表現要求に応えます。
人物撮影時に、顔の小じわやシミ、肌のくすみなどを目立たなくし、目や口元にメリハリをつけて肌をきれいに撮影できる美肌効果機能を搭載。静止画、動画問わず活用可能です。また、目や口元のシャープ感を保ったまま、肌のしわやくすみを低減して自然な印象で写すことができ、美肌を表現します。美肌効果はOFF / LO / MID / HIの4段階から選択できるので、自分好みの美肌効果が得られます。さらに、フルサイズの高い表現力と相まって、静止画、動画撮影時はもちろん、リモート環境でのライブストリーミングやオンラインコミュニケーション時も、より魅力的で美しい映像を投影可能です。
※ 画像はイメージです
S-Log3のガンマカーブは、シャドウからミッドグレー(18%グレー)までの滑らかで自然なグラデーションを維持するのに役立ち、ポストプロダクションでの高画質のグレーディングを容易にします。S-Gamut、S-Gamut。シネ色空間に対応しています。取り込んだユーザーLUT(.cube)(*1)を登録し、あらかじめ用意されているピクチャープロファイル(PPLUT 1 - 4)の代わりに使用して、最終的なグレーディング出力ができます(*2)。
*1 17格子または33格子のCUBEファイル(.cube)のみインポート可能
*2 PPLUT 1-4は動画撮影時のみ有効です
動画撮影前に設定しておくと、シャッターボタンを押したタイミングの動画フレームにショットマークを付けることができ、撮影終了後に自動で切り出して静止画として保存します。また撮影後に、別のフレームを選んで静止画として保存することもできます。
動画撮影中のフォーカス時に起こるフォーカスブリージング(フォーカスレンズ位置の変化に伴う画角変動)現象を最小化するブリージング補正機能を搭載しました。ソニー独自の全画素超解像技術を活用し、画角が一定になるように自動で調整することで、フォーカシング中でも画角が変わらず、よりドラマティックなフォーカシング表現が可能となります。また、手ブレ補正アクティブモードとの併用も可能で、手ブレ補正時のブリージングを最小化し安定した高品位な映像制作を強力にサポートします。
* 本機能は対応レンズでのみ使用できます。本機能を[入]にすると画角と画質がわずかに変化します。本機能を[入]にしても、レンズによっては、補正しきれない場合があります。動画120p、S&Qモードの120pでの撮影時、静止画モードでの撮影時は本機能は使用できません
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