α7 IIからAF性能が大幅に向上し、“4Dフォーカス”に対応。α9に搭載された高速AFと動体追随アルゴリズム、693点像面位相差検出AFセンサーを継承し、さらに425点コントラスト検出AFが加わることで高いAF性能を実現しました。
新開発のイメージセンサーには撮像領域の約93%をカバーする693点の像面位相差検出AFセンサーを高密度に配置。α9と同じ広範囲のAFエリアがフレーミングの自由度を高めます。さらに、コントラストAF枠をα7 IIの25点から425点に多分割化し、検出精度を大幅に向上。ピント合わせが難しいシーンでも広範囲・高密度に配置されたAFセンサーが被写体を高精度に捉えます。
高速性と追随性に優れた像面位相差AFと高精度なコントラストAFを併用する「ファストハイブリッドAFシステム」がさらに進化し、AF速度が飛躍的に向上。低輝度時、α7 II比で最大2倍(*)の高速化を実現しました。暗いシーンや、被写体の動きが速いシーンでも、合焦速度の向上により被写体を瞬時に捉えます。
* ソニー測定条件
α9に搭載した動体予測アルゴリズムを本機に最適化。さらに、イメージセンサーからの読み出し速度を高速化し、連写中のAF測距・演算頻度を高め、α7 II比で約2倍(*)の高い動体追随性能を実現。複雑な動きやスピードに緩急のある動体に対しても、これまで以上に高い精度でAF追随し続けます。
* ソニー測定条件
AI(*1)を活用した新技術により、被写体の瞳を自動検出してオートフォーカスする「リアルタイム瞳AF」機能が大幅に進化。動きのある被写体でも、シャッターボタンを半押しするだけでリアルタイムに被写体の瞳を検出し続け、高精度に追随します。これまで瞳へのピント合わせが難しいシチュエーションにおいても瞬時に瞳を捉え、自然なポーズでの撮影を容易にします。また、Aマウントレンズ装着時(*3)も瞳AFが機能します。
*1 機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用しています
*2 ソフトウェアアップデートVer.3.0以降で対応
*3 LA-EA3装着時のみ。SSMレンズまたは、SAMレンズ装着時。LA-EA3使用時。動画撮影時は「像面位相差AF」に対応していません。AF-CはAFシステムで 「位相差AF」を選択時のみ使用可能ですが、「連続撮影:Lo 」モード以外(Hi+、Hi、Mid)での撮影時、ピントは1コマ目に固定されます
※ 動画撮影中は、瞳AFは使用できません
高度な物体認識技術を用いて瞳を捉え続ける「リアルタイム瞳AF」に、新たに動物(*2)に対応したアルゴリズムを追加。これにより動物の瞳を高速・高精度に自動検出し、追随します。これまでフォーカス枠をピンポイントに合わせることが難しく失敗しがちだった動物の撮影や、大好きなペットの愛らしい瞳が格段に撮影しやすくなります。
*1 ソフトウェアアップデートVer.3.0以降で対応
*2 人物と動物ではモードの切り換えが必要です。すべての動物が対象ではありません
※ シーンや被写体の状態によってはうまくピントが合わない場合があります
AFアルゴリズムの進化により「シングル AF(AF-S)」時のAF検出輝度範囲の下限値はEV-3(ISO100相当/F2.0レンズ使用)を達成。暗いシーンでも高精度なAFを生かして撮影できます。
専用位相差AFセンサーを搭載していないマウントアダプター(LA-EA3)を介したAマウントレンズ装着時(*)も像面位相差AFに対応。693点の像面位相差検出AFの広いカバー範囲と高速レスポンス、高い追随性能をAマウントレンズでも発揮できます。
* SSMレンズまたは、SAMレンズ装着時。LA-EA3使用時。動画撮影時は「像面位相差AF」に対応していません。AF-CはAFシステムで 「位相差AF」を選択時のみ使用可能ですが、「連続撮影:Lo 」モード以外(Hi+、Hi、Mid)での撮影時、ピントは1コマ目に固定されます
スクリーンをタッチして、ピントを合わせたい被写体を瞬時に選択できるタッチフォーカス。画面端にいる被写体も、構図やフォーカス枠の位置設定を変更せずにピント合わせが可能です。マニュアルフォーカス時には、ピントを合わせたい箇所をダブルタップすると拡大表示できます。また、動画撮影時は直感的なピント送りができます。
スクリーンを指でスワイプして、フォーカス位置を移動できるタッチパッド機能を搭載。スクリーン上の指の移動量に応じて動くため、ファインダーを覗きながらでもスムーズにフォーカス位置を移動できます。タッチ操作に使用する手やファインダーを覗く目が左右どちらかなど、好みに応じて動作エリアを9パターンから選択できます。
「ピント拡大」機能でピントを合わせたいエリアを選択し、ファインダーまたは液晶モニター上で拡大表示した状態でもAFが使用できます。拡大表示中はフレキシブルスポットよりも狭い範囲でピント合わせができるので、マクロ撮影などのピントにシビアな撮影にも適しています。また、ピントが合った状態からも拡大表示できるので、ピント位置の確認やピントの合わせ直しも可能です。
静止画撮影時、被写体がフォーカスエリアから外れたときのAFの追従感度を5段階から選択可能。距離の異なる被写体に次々とピントを合わせたいシーンでは、「5(敏感)」を選択。撮影したい被写体の前を別の被写体が横切るような条件下では、「1(粘る)」を選択することで別の被写体へのAFの乗り移りを防ぎ、撮影したい被写体を安定して追随できます。
ピンポイントで被写体を狙う場合、選択したフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても、その周辺のフォーカスポイント8点に自動で切り換わり、再びピントを合わせます。動いている被写体などで、フォーカスの狙いを定めづらいシーンに有効です。
カメラのポジション(横位置/縦位置)ごとに、フォーカスエリアとフォーカス枠の位置を使い分けるかどうかを設定できる「縦横フォーカスエリア切換」を搭載。カメラのポジションを頻繁に変えながら撮影する場合に便利です。また「フォーカスエリア登録」で、使用頻度の高いフォーカスエリアをあらかじめカスタムキーに割り当てておけば、キー操作だけで即座にフォーカスエリアを移動できます。
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